ゼミで「寺跡を水没させることは聖地化を意味する」って聞いた瞬間全私がぽぽぽぽぽ~んした(@_@)ネタ。
クルタの里がクラピカの知らない間に完全に水没していたら?という話
クルタの里がクラピカの知らない間に完全に水没していたら?という話
クルタの里、廃墟になったクラピカの故郷も水没していたら?
クラピカは里を出て五年、一度でも故郷に戻ることがあっただろうか。
知らないうちに故郷が水没して無くなっていたら?
帰る場所が無くなっちゃえばもうクラピカは土地には縛られない、クルタにも縛られることはない?
山奥でクルタの里丸ごと水没させたのがクロロ本人なら?
にこにこしながら「これでもう縛られることはない」「君は自由だね?」とかのたまったら?
アレだよね?眼球集めてかつての故郷に帰ってきたら、里に降りる道が完全に水没してるのよ。それで何事かと確認したら、里があったはずの場所一帯すっぽりと包むように大きな湖になってるの。何事かと。パニックになるよね?そしたら水面に布が浮いてることに気がついて、腰まで水に浸かって浮遊物に近づくの。それがクルタの里でよく壁掛けに使われていた布の一部であることに気づいて、やっと故郷が完全に水没していることを知る。みんなのお墓もかつて住んでいた家も全部全部水の底。
湖の中で腰まで水に浸かって、茫然としてたら水の上を歩いてクロロがやってくる。にこにこ、にこにこ、楽しくて仕方ないみたいに天使みたいな笑顔で。それでクラピカの前に(水面の上で)しゃがみこんで、顔をのぞき込んで「君を自由にしてあげる」と。
寺跡を水没させて聖地化する→クルタの里を水没させる→クラピカにとって里はもう二度と帰れない(精神的にも物理的にも距離のある)「聖地」になる。→もともとクラピカから帰る場所を奪ったのはクロロなのに、水没させることで心の寄りどころであった「故郷」までクラピカから奪い取る団長である、と
ここで聖地≒楽園であると仮定する。私「団長のルシルフルはルシファーであり、団長は蛇の性を持つ」っていう発想がすごいツボなんですけど、クロロは蛇でクラピカはイブであると。楽園にイブを帰れなくしたのは蛇自身であり、蛇は原罪を背負わせてでもイブが欲しかった。
クラピカは眼球を取り戻すために血を流し続けたことがモチーフとして「原罪」を表す。またはクルタが緋の目を持ち、その緋の目によって争いが生じることそれ自体が「原罪」かもしれない。
クロロが水面を歩いてクラピカの前に現れるのも逆十字の男と水面を歩いたイエス・キリストをモチーフにしてるわけで、逆十字の男が鎖野郎を救う、と。
この後どうなるかって? 知ってる、クロロが泣きそうなクラピカを抱き上げて水面を歩いてそのまま連れて帰っちゃうんだよね? もうクラピカに帰る場所なんてないんだからね!!オシアワセニィィイイイイイイ
「それはクロロしか楽しくないんじゃないか」「私もそう思う」
ちなみにこのオチはあともう一パターンあって両方とも死にネタだからできれば実行に移したくないんだけど
オチAバージョン→
クラピカに笑いかけて、呆然と自分を見上げてくるクラピカをクロロは刺し殺す。
湖に倒れこむクラピカ。青い民族衣装のすそが広がり、人魚のよう。傷口から流れていく血液は湖の青に溶け合い、さながら空の蒼に緋色の花が咲いているように見える。それでも徐々に徐々に衣は水を含み、クラピカの死体は沈んでいく。クラピカが入手していた緋の目もクロロは捨て去る。クルタの里と最後のクルタであったクラピカ、全てがクロロの手によって滅ぼされる。
クロロは世界でもっとも綺麗だったものが自分だけを見つめていたこと、世界でもっとも美しかった獣が自分の手によって滅亡したことに暗い興奮を覚える。そしてその場を立ち去る。
一年に一度だけ、クロロは自分が作り出した湖に真っ白な花を持ってやってくる。手向けの花。花を湖に放り投げしばらく湖面を見つめているが、変化はない。しばらくして飽きたのか、またクロロは去っていく。
ある年訪れてみると、去年までは咲いていなかった花で湖面が満たされていることを知る。白い、白い、目も眇むような白が遠く湖の端まで広がる。そこでクロロは気がつく。
「また会いにきてくれたんだな? クラピカ」
後半ネタはクラピカを殺した後湖を完全に氷付けにして誰にも見られないように、とられないようにするとか白い花が湖面全体に咲いた後幻想的な光景にさそわれるように湖に足を踏み入れてクラピカがそうだったようにオフェーリアのように死ぬクロロまであったんですけどあんまり殺したくないのでネタはネタで終わるのです
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